子宮頚癌の予防接種は,1度もセックスしたことがない人しか受けれないと聞きました?...
子宮頚癌の予防接種は,1度もセックスしたことがない人しか受けれないと聞きました?
本当なんでしょうか?
また,セックスをしていてもお互い初めて同士でコンドームをつけてしかしたことがなければ差し支えないんでしょうか?
教えてくださいm(__)m
HPVは皮膚上にありふれたウィルスです。当然女性の性器の外陰部にも存在します。
そしてここでいう「感染」とは「子宮頚部」への感染です。これは 「外陰部における粘膜と粘膜の接触により起こります。
コンドームでは外陰部全てを守る事が出来ない為HPVは膣や外陰部から子宮頚部へ感染できます。
(簡単に。。。ゴムつけてもち〇こ以外の皮膚同士が膣や外陰部に触れるし、触れて入れたら頚部に到達します。)
つまり性交渉があれば誰でも感染している可能性のあるウィルスでありSTDとは違います。
また、ワクチンは10才以上の全ての女性で接種可能です。年齢制限はありません。
そして、HPVはたとえ感染をしていてもこのウィルスは大部分が自然排泄され、感染=癌ではなく多くの人で元の状態に戻ります。
しかし、HPVは主に性交渉により再び感染を繰り返します。
(想像してください...毎月定期的に流れ出ますよね?生理で。一部の感染細胞は残るでしょうが大部分はアレで排泄されます。)
癌進展への一番の要因は「持続的な感染です」ワクチンを接種し、自然感染時より高い抗体価を得る事で、「再感染を防げます!」これにより感染をしていても前がん病変(CIN1,2など)への進展を防ぐ事が期待出来ます。
最後に...年齢により、患者背景により接種で得られる利益(抗体価)は様々ですが、全くゼロではありません。
子宮頸がんは定期的な検診とワクチンで理論上ほぼ100%予防できるといってよいとも言われています。
ワクチンは女性であれば誰しもがかかる可能性のある子宮頸がんにならないように防ぐ「手助けが出来るのではないかと思われます。」私が女性なら、たとえ産後でも検診+ワクチンで再感染も防ぎ、より確実に癌を予防したいと考えます。
そもそも癌というものも自分の細胞なんです。研究でも完全な把握はされていないと思いますが、自分の細胞だが正常ではない悪性の異常細胞です。ですからワクチンで止められるものでは本来ないんですが、子宮頸癌の場合はHPV(ヒトパピローマウイルス)というのがかかわってきます。
HPVは100種以上いるんですが、その中に高リスク群というものに分類される、細胞の癌化を促すとされるウイルス群がいます。子宮頸癌の場合、SEXでこのHPVが感染し長期経過することで癌化を促され子宮頸癌を引き起こすと考えられているんです。現に、子宮頸癌患者の90%からHPVが検出されることから証明されています。この予防接種は、この子宮頸癌を主に促すHPV16型と18型のワクチンなんです。
このワクチンはあくまで予防にしか効きません。すでに癌化している細胞に作用もしませんし、すでに感染しているHPVを駆除してくれるものでもありません。ですからSEXしたことのないうちに接種しておくと有効だということですね。ただしこのHPVは、駆除するワクチンはないんですが人間の免疫には駆除される可能性があるんです。たとえ感染していても、健康状態が良好であれば免疫が徐々に駆除してくれて、HPVにかかっていない身体に戻ることもあります。現にHPVと癌ではないが細胞の異形成が見られる状態(細胞診のクラスⅢaなど)では経過観察とされ、観察のうちにHPVがいなくなり異形成も治癒することもありますよ。ですからSEX経験があってもHPVが感染していない状態なら予防接種に意味はあります。
ですからお互い初めての二人がコンドーム使用でSEXをしたあとの予防接種には意味はあるはずですよ。ただ、ある程度複数の相手と性行為をするから(相手も複数と性経験をしてきているはずことが多いはずですね)どうしても感染があるわけですので、その完全に初めてな相手とのみしか生涯性行為をしなかった場合は予防接種も必要なかったことにもなります。
だいたいこんな意味なのですが解決しそうでしょうか。